2024年6月27日（木）第72回美術館探訪の会は、
梅雨の晴れ間のなか、16名にご参加いただきました。
午前は、国の重要文化財である日本銀行本店をガイドの案内で見学しました。
また、ランチをはさみ、新貨幣が発行されるタイミングでしたので、
貨幣の歴史を学びに日本銀行貨幣博物館で係員の説明を伺いました。
日本銀行本店の設計は、東京駅の設計もてがけた辰野金吾博士です。
足を踏み入れるとまず、石の回廊の中庭のたたずまいに圧倒されました。
建物の外壁は、外側は石、内側はレンガを積み上げて作られており、
関東大震災でもびくともしなかった重厚なつくりです。
本館を守るために、地下コンクリートの下に7年かけて
免震装置を設置された箇所も見ることができました。
地下倉庫には、トロッコで運んだ現金貨物車のレールの後や、
がっちりとした金庫扉が３つあります。
一億円の重さや、新札1万円の表裏の見え方の体験を楽しみました。
貨幣博物館では、古代から現代までの貨幣の歴史の説明をお聞きしたり、
新札の1万円札の３Dホログラムの見え方を体験したりしました。
今回は、Webで案内告知をしてから、すぐに定員に達したため、
申し込みをストップさせていただきましたが、
どうかご了承くださいますようお願いいたします。
次回は秋に計画を予定いたしております。多くの方のご参加をお待ちしております。
(PS) 日本銀行本店の見学をされたい方は、下記Webをご覧ください。
https://www.boj.or.jp/about/services/kengaku.htm
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