支部だより

横浜支部だよりNo.1

支部だより

“横浜支部だより”第一号を発行いたしました。
現在の支部の状況を皆様にお伝えできればと、総会のお知らせとあわせてお送りいたします。
今後は、会員の皆様の情報交換の場になればと思っています。

東京女子大学同窓会横浜支部 総会のお知らせ

秋冷の候 皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
 今年の総会は’63年英米卒で、現在日本女子大で教鞭をとっておられる百々佑利子先生にお話を伺います。
 多くの皆様のご参加をお待ちしております。

日時10月21日(土)13:30-16:30( 受付 13:15より)
場所フォーラムよこはま 第一会議室(ランドマークタワー13F)
TEL045-224-2001桜木町駅下車 動く歩道にて7分
13:30-総会
14:00-記念講演 「東京女子大学に学んで」
講師:百々佑利子
日本女子大学児童文学科教授
15:00-茶話会
参加費2000円(年会費 1000円含む)

百々佑利子先生のプロフィール
 1941年、東京生まれ。1963年東京女子大学英米文学科卒業。アメリカ、イギリスに住み,30代に入ってから、児童文学の翻訳と研究をはじめる。

日本女子大学家政学部児童学科教授。
著書「児童文学を英語で読む」(岩波ジュニア新書)、訳書「クシュラの奇跡」(のら書店)、「世界のはじまり」(岩波、絵本)等。

横浜支部会を振りかえって

中前 梅子(1934 英専)

 どなたが何時から横浜支部をお始めになったのか、よくわかりませんが、皆様よくご存知の白井常先生がまだ女子大の学生だった頃だと思います。当時は神奈川支部ということで神奈川県全域を含めておりました。
 私の手元に一冊の金銭出納帳が残っております。それによりますと、昭和11年6月からの記録がございます。その記録をもとに当時の活動を振りかえってみたいと思います。
 昭和11年から14年までは本部から15円の補助を頂き、その内5円を鎌倉支部へ送っております。支部会員は20数名で、年に一度支部会として食事会や音楽会を開いたりしております。この音楽会は一般の方々へ公開していたようです。会場には横浜共立学園をお借りしています。それは卒業生が教師として共立に勤めていた関係だと思います。
 昭和16年には補助金を20円頂き、その内5円を鎌倉支部へ送り、昭和18年には補助金35円の内10円を鎌倉支部へ送っております。このように鎌倉支部は神奈川支部の中で独立して活動していたようで、これが現在のさがみの会と横浜支部へと発展しました。
 昭和19年から29年までは記録がほとんど残っておりません。ただ荻原様と西山様のご署名がございます。太平洋戦争のため、とても支部会など開けた状態ではなかったと推察されます。
 昭和31年に私が支部長をお引き受け致しまして、今の横浜支部としてスタートしました。お引き受け致しましたものの、支部のかたがたのお気持ちが掴めず、一体どのように支部を運営していけばよいのか途方にくれました。高等教育をお受けになった卒業生の方々の向上心を満足させるためには、講演会が良いのではと思いまして、年に一度支部会として講演会を催すことと致しました。しかしながら、講師の人選に苦労し、内容より知名度の方が大事だとわかった時は少し失望しました。ご家族のかたの出席も可という事で企画したところ100名近くのご出席を頂いた時はとても嬉しゅうございました。会場は平沼高校の卒業生会館、横浜雙葉学園の同窓室、YWCA等をお借りしました。年々会員数も増えてまいりまして、本部からの補助金(30,000円)だけでは通信費にも事欠き、一時は希望者だけにご案内を出すようにしたこともございます。何か活動を起こしたいと思っても資金が無く、心苦しく思っておりました。30年間ほど支部長を務めさせていただきました後、永瀬澄子様(1958 英米)、長倉寛子様(1970英米)に支部長をお願いし、現在に至っております。
  SOMETHINGを求めてこれからも歩んでまいりたいと思います。  
(談)

会員情報

内田恵美子さん(1953日文・社会福祉法人恵友会理事長)からのお便り

 社会福祉法人恵友会から東京女子大学の同窓会の皆様に心よりお礼申し上げます。前支部長の長倉様のご紹介で同窓会本部より恵友会に毎年5万円のご寄付を下さる事になりました。横浜の片隅で営んでいるこの活動に、このように応援していただけることに感動しております。
現在、4つの精神障害者のグループホームと1つの作業所の支援をしておりますが、この度、横浜市より栄区に来年オープンする生活支援センターの運営委託があり、積極的に受諾しました。今、人材を選び、室内のレイアウトを検討し、どのような内容の生活支援をしていくか、保健所や地域の人々と共に話し合い準備をすすめています。栄区の同窓生はもとより皆様の一層の応援をお願いいたします。
秋のバザーは9月30日を予定しております。新品雑貨のご寄贈をお願いいたします。
送付先 〒232-0034 南区唐沢35-5 「やすらぎ」TEL 045-253-6685

 横浜支部会員の皆様 横浜支部だより第一号をお届けします。

支部長 柏木京子

 横浜支部は会員3,000名弱と同窓会支部の中では一番会員数の多い支部で、毎年100人位増えつづけています。生粋の浜っ子は少なく、地方からの方が多いのが特徴です。私も、17年前に横浜の住人になりましたが、横浜支部の存在は全然知りませんでした。
 1993年から永瀬さんや長倉さんのご尽力により横浜在住の同窓生全員に支部総会の案内はがきが届くようになり、支部が活動している事を知りましたが、93年、98年と、2回総会に出席しただけでした。そんな折、”71年~75年卒業の皆様へ”というはがきが届き、「女子大卒業25年前後、同じ時代をキャンパスで過ごした仲間で懐かしいお話を交えながら茶話会を開き、併せて横浜支部会のお手伝いをお願いしたいと思います。」と書いてありました。
 横浜支部のお手伝い云々は深く考えず、年齢の近い同窓生との親睦を深める茶話会との気持ちで出席してみますと、長倉さんより来年度からの幹事を引き受けて欲しいとのお話がありました。今までの幹事と総入替えです。全く予期していなかった展開で、私が支部長を引き受ける事になり、昨年の総会で新幹事14名が紹介され、総会出席者の承認を得て、現在にいたっております。
 また、横浜支部は歴史の古い支部です。20年の長きにわたって支部長を務められ横浜支部を守り育てて下さった中前様より、前支部長の長倉さんが貴重なお話を伺いまとめてくださいました。どうもありがとうございます。長倉さんは、1995年度から1999年度まで5年間支部長を務められ「美術館探訪の会」「拡大写本の会(花みずき)」を企画・創設など現在の横浜支部活動の基礎を築いてくださいました。
 先輩達が守り育てて下さったこの横浜支部を、今後も着実な活動を行って、より一層同窓生の絆を深める場にしたいと思っています。あなたが愛せる魅力ある会に育てるために、まず支部の催しに参加し、知り、理解してください。そしてご意見、ご感想、ご希望をどんどんお聞かせくださる様お願い申し上げます。

2000年度役員

支部長柏木 京子(73 社会)
副支部長高井 和美 (72 心理)砂田 正子 (71 社会)
会計宇野 文子 (71 英米)宮田 由美子(71 数理)
美術花井 紫  (72 英米)石田 由美子(71 短教)
拡大村上 雅子 (74 英米)菅昌 千鶴子(74 史学)
総会打田 昭子 (71 英米)門田 英津子(71 数理)
総会北  万里子(71 日文)水尾 加代子(71 英米)
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